さてとまる

日々を綴る

みみ

会社の近くのパン屋さんで、食パンをスライスしてもらう。前に私にこだわりはないと書いたけど、4枚切りでは厚すぎて、6枚切りでは薄すぎる。と、言うわけで5枚切りにしてもらう。
お店の店員さんがいつも
「みみはどうします?」
と聞いてくれるのだが、
「残してください」
そう、だってそのみみこそがこの食パンの最大のごちそうだから。

別になければ、ふつうにスーパーで売っているふわふわの食パンだってかまわない。だが、私には理想の食パンの形がある。
山形で白いところに弾力があって、焼くとみみがカリカリになる。そんな食パンにイズニーバターを塗って、はちみつやマーマレードをさらに。あ、ダメだ、涎が出てきた。

このパン屋さんの食パンは、その理想の食パンにちかい。
仕事に一区切りついて、明日はお休みなので、ちょっと寝坊して、この素敵な食パンで朝ごはんにしよう。