さてとまる

日々を綴る

唐子

今週のお題「自分にご褒美」

今日、小包が4つ来た。ひとつは角煮饅頭とおにぎりのセット。ひとつは白檀のお線香。ひとつは、市場のサイトで、これに勝る美味しさはないと謳われていたみかん。私はこういうもののいいカモ、じゃなかった、いいお客さんですぐ騙される。ま、ひとつのテストだと思って、と自分を省みているが、この世はこういうテストが多すぎ。

いずれにしても、角煮饅頭は私ではなく子が食べるし、白檀のお線香は仏壇に供えるもの。みかんは家族で食べるわけで、今年もいろいろご苦労様、と自分以外の皆様に労いの意味を込めて購入している訳である。と、言うわけで4つのうち3つも公共の福祉に貢献してるけど、残りのひとつは?

 

唐子。

 

それは究極の自分のため。上記の3つも実は福袋なのだが、この4つめは……。

唐子なんですよ、唐子。お得なはずの福袋で、こんなに散財したのははじめてだ……

でもしょうがない。だって好きなんだもん。母の遺言なのにな。もう瀬戸物は増やしてくれるなって。

 

私は家族からも友達からもときどき、お前のセンスが信じられん、と言われることがある。この唐子のティーセットもそのアンビリーバブルな中に入ると思う。趣味がいい?って聞かれたら、いや、そのなんともって答えるし、自分で。

そういやワゴンセールの好きな女っているな、そうですよそれが私。人が目もくれないものの中に、自分だけの宝物があるんですよ。

 

と、いうわけで人がなんて言おうと自分でかわいいと思った唐子のティーセットを自分のご褒美に買いました。

 

以上。