今を去ること数年前、子育てと介護であっぷあっぷして、いまひとつパフォーマンスの上がらなかった私に、デキルと評判の上司がこう言った。
「人間の伸びしろっていうのは、30歳までだと思うんだよね。だからそれ以降はどんなに努力しても無理」
つまり、いまのあなたがどんなに努力しようとパフォーマンスが上がりようがないからここにいても無駄ですよ、ということを言いたかったのだと思う。
しかしながら私も不遜な性格なので、はあ、とかテキトーに相槌をうちながら、
「それは、部長だけのお話では?」
と思っていた。
それから数年後、デキルと評判の同僚が育児と介護でまたもやあっぷあっぷしている私に関し、上長にあることないことを訴えて、仕事を全くさせてもらえない状況に陥ったことがあった。そこでもまた不遜な私は
「大変恐縮だが、それを情緒不安定と呼ぶのでは?」(なぜ仲良くできないのかなー)
と思っていた。
それらの出来事から、デキル人は私にとっては要注意人物になった。これは警戒しなければならない。
だがしかし、それでも楯も矛もない状況が許されるほど世間は甘くなかったな。
しかしながら、育児と介護から開放された今の私はちょっとちがう。
いままではやられっぱなしだったけど、ここ最近はコロナの影響もあり、ちょっと自分のために勉強する時間もできた。
野望だがここで述べてみたい。英語と、もうひとつアジアの言語、そしてMOS。できればVBAもやりたい。Excelって手品みたいで面白いし。
もう伸びしろはないのかもしれないが、とりあえずモチベーションの維持のため、年齢は気にしません。
以上。
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