さてとまる

日々を綴る

これ以上

コロナの流行から一年あまり、日本人はコロナとの付き合い方をある程度マスターしたのではないかと思う。三密を避け、外出時にはマスクを欠かさず、手洗いを徹底し、人付き合いを最低限にし、黙ってご飯を食べろと言われればそのようにし…。
だが、ニュースを見れば事態はよくなるどころかますます悪化の一途を辿っている。
私のような普通の人には、もうどうしたってこれ以上のことはできない。

昨日、神戸の訪問看護師さんのインタビューを見た。訪問看護先で重症の若者に当たって、その親御さんから手をあわせて病院に連れていって、と頼まれた。でも先に入院を待っている人が何人もいて難しい。つてを頼ってなんとか入院できたのに、間に合わなくてその息子さんは亡くなってしまった。と、涙ながらに語っているのを見て、どうして五輪の関係者はこういう現場を視察しないんだろう、どうしてワクチンの接種は老人からなんだろう、と今さらだけど思った。

大手町と梅田に大規模な接種センターを作るというから、現役の働き手であるサラリーマンが接種を受けると思ったよ。
老人も現役世代もミックスでいいと思うのだが。老人も危ういかもしれないが、モチベーションを維持できなくなって、通常モードになってる若者も危ういわけなので、私としては、是非いろんな世代を平行でお願いしたい。
接種の順序は、最も流行っている地域からでいいのでは。

なすべき手もないのに、よろしくお願いしますと言われても、もうこれ以上はできないよー。
早く次の一手、それこそオールジャパンを実現するような、そんな一手をお待ちしています。