さてとまる

日々を綴る

ひとり

衆議院議員選挙。
20歳台当選は一人、とのこと。
相変わらず悲観論が台頭しているけど、鞄、地盤、看板の三つが揃っている二世、三世議員ならともかく、そうでないなら健闘を讃えるべきでは。
後の悲しみ回避のために、とかく日本人は先回りして悲観論を持ち出したがるけど、期待はしないけど、とりあえず良かったね、頑張って。くらいの感じでいいのではないだろうか。

近く、中村喜四郎先生の「無敗の男」を読んだけど、いやいや、選挙というのはほんとに頭脳戦。そして政治家というのは、やはり普通の人とは違うものだ。熱量が。ゼロをイチにする人たちですよね。

翻って岸田総理だが。
安倍さん、菅さんとあんなに興味を持って観察してきたのに、なんだか今回はちっともそういう気がしない。見ていなくても大丈夫。そんな安心感がある。これから大変だと思うけど、がんばれ、と言わなくても頑張ってくれそうだし。

でも、オリンピックは確実に日本人の自信になっていると感じる。傷ついて再生が必要なのは日本だった。いろいろな問題も多いけど、今こそ政治の決断が必要な時なので、これからを楽しみにしています。