さてとまる

日々を綴る

匠の技

 

いろいろ書こうと思ったのだが、自分とて進化したデジタルデバイスの恩恵を受けている身だし、あれこれ言えた義理でもないしな。 でも関ジャムの特集「【関ジャム 完全燃SHOW】令和に活躍する若手アーティストが選ぶ最強平成ソングベスト30曲」について、「やっぱりバンドは強い」という結果が出て良かった。 今の若い人たちはインターネットで古今東西の音楽に簡単に触れることができ、かつそれを自らの生活や音楽にすぐ反映させることが可能で、こないだやはりバラエティーの「博士ちゃん」を見ていたら、美空ひばりの魅力について熱く語る小学生がいて驚いた。その伝で言えば、多分、ツェッペリンを熱く語る中学生だっているだろうし、ここは昔からお客さんの多いところだか、グラムロックについて熱く語る高校生とかもいると思う。別に昔と変わってないか。けど、昔よりアクセスが簡単で情報が多い。いながらにして歴史が迫ってくる。なんでもあり。いいことだ。 でも音楽は最初から最後までちゃんと聞いた方がいいんじゃないかなー、とは思う。作り手の責任でもあるでしょ。いいとこばかりが延々と続く音楽。そして決してカタルシスがない音楽。これやってたら、匠の技は絶対に滅びる。 最近はギターソロもあんまり聞かれないらしい。でもいいもんですよ。


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初代ナイアガラトライアングルだった伊藤銀次さんの「雨のステラ」。

今日は雨も降っているし、是非このギターソロで泣いてもらいたい。

よろしくお願い致します。

以上。

*お借りしました。ありがとうございます。