さてとまる

日々を綴る

タイムトラベル

今週のお題「SFといえば」

古典だけど、レイ・ブラッドベリは好きだった。「火星年代記」知ってます?地球から火星に入植した移民たちの年代記。不思議で面白く何度も読んだ。火星から見る地球の描写がされていて、なんだろな、時々証券会社のCMで月から見た地球の姿が映ってるのがあるんだが、あー、ブラッドベリの地球だー、と思う。
後はなあ、なんだろ。ジャック・フィニイか。「ゲイルズバーグの春を愛す」。先の未来ではなく、昔から現在に向かっているタイムトラベルもので、中でも「愛の手紙」はよかったな。古道具屋で買ったライティングデスクの引き出しに古い手紙が入っていて、返事を書いたら繋がってしまった、というお話。デスクの引き出しを使って、手紙のやり取りをする。奥ゆかしく優しい手紙の主を好きになるけど、結ばれない。時代が違うから。だがしかしロマンティックではある。内田善美先生の表紙もよかった。
ロマンティックなものだけでなく、冒険活劇も。スターウォーズとか。ダース・ベイダーのファンで、よく真似してますよ。シュー、っとか。初めてのお見合いで「エイリアン」につれていかれた時は、この男なんじゃらほい?と思ったけど、シガーニー・ウィーバーが見合い相手よりカッコ良くて惚れた。見合い相手とはそれきりだったが、ウィーバー様が出ている「エイリアン」シリーズは全部見た。
他の世界に連れていってくれるのがSFの醍醐味だと思うけど、ロボット、アンドロイド、テレビ電話、Alexa、電気自動車、ロケット、宇宙ステーション。古典で書かれた世界はすでに概ね実現している。あとはタイムトラベルくらいかな。次の100年はどうなっちゃうんだろう。割りと昔の不便な生活に戻っていく気がする。でも後ろでは適度にテクノロジーで支えられている世界。そんな感じでしょうか。では、まだ実現していないものの歌を。


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なんか手越くんにちょっと似てるね。