さてとまる

日々を綴る

自分の幸せを祈る

お題「大失恋をしたときどう立ち直りましたか?」

30歳も手前の頃、片思いをこじらせた失恋をした。

失恋には神様が関わっている。あっちの神様の方が圧倒的に強かった。

で、あんまりよくわかっていなかったのだが、恋人になるには、いい友達でないとだめだということもわかった。

いい友達になりたかったのだが、ちょっとした差別が横たわっていて、どうしてもそこを越えられなかった。

本当に悲しいとき、人は涙なんか出ない。いろいろ勉強になったと思う。

だけどもー、呪った呪った。誰を?その2人を。通勤途中に電車から神社が見えるポイントがあるのだが、毎朝、そこに向かって念を飛ばしていた。奴らが不幸になりますように。一年くらいやってたと思う。傷が深かったので、どうしようもなかった。で、一年くらいたったある日、ふと思った。こんなことやってても虚しいなあ。こんなことするなら、どうせ神社に念を飛ばすなら、自分の幸せを祈りたい。そう思って、それからはそうした。杖ですよ、杖。毎日、毎日、今日も幸せでありますように。そう願った。ちっこい怪物から、人間に戻ったと思う。

失恋は、辛いよね。でも、上記の経験により、呪ったところで奴らの幸せは侵されないんですよ。なのでせめて自分の幸せを祈ろう。明日はもっといい日になりますように。大丈夫。生きてる限りは次がある。

頑張りましょう。

 

以上。