さてとまる

日々を綴る

読みたい。

この時期になると思い出す。アーウィン・ショーの「夏服を着た女たち」。いや、もう目の前にいるわけでもないのに、フレグランスのよい香りがする、そんな短編集ですよ。多分、本棚の奥の方に入っている。なので読みたくてもすぐには読めない。思い出補正が入っているため、すごくいい本だった気がする。やっぱりちゃんと探さなくては。

それとこの時期になると、サマセット・モームのアジアものが読みたくなるのですよ。なんと言うか、昔の植民地を舞台にした物語なのだが、モームには短くても中身のつまった素晴らしい短編がたくさんある。

上記のお二方の短編を、アーウィン・ショーは街中で、サマセット・モームはよくクーラーの効いた部屋で、共にアイスティーなどをお供に読みたい。