先日、誕生日だったので、会社の帰りに甘味処によって、クリーム氷宇治を食べた。
すり鉢型のお皿にこんもりと氷が盛られ、上から抹茶がかけられている。横にひっそり白玉とつぶあん。ここの氷はシロップを張ってあるところがパッと見わからないので鉱脈を探り探りいただくというのもまた楽しい。
そしててっぺんにはソフトクリームの山が。このソフトクリームはそのままでも充分美味しいのだが、餡と一緒に食べると遺憾なくその魅力を発揮する。
大きな氷の山を崩さないように食べていくと、苦味のある抹茶のところ、餡の味のするところ、シロップの味のするところと味覚の大冒険。さらにそれぞれが混ざったところもハーモニーを奏でる。氷が冷たいのでソフトクリームはかなりの時間原形をとどめ、崩すのが惜しいような美しさ。しかしスプーンを入れ、つぶあんと交互に食べるとひんやりと天国のようなおいしさ。
さくさくと崩しては、都度、食べたい配合で混ぜ、崩しては混ぜ、シロップの鉱脈に歓喜し、ほどよく溶けた抹茶味の氷と底のつぶあんに舌鼓を打つ。
かき氷って自分で工夫して食べる楽しみがいいなあ。
おいしそうだと思った方は「みはし」へどうぞ。
家に帰ったら、子供が地元のお菓子屋のモンブランを用意してくれていて、かき氷といいモンブランといい、「峰とは涼しくて良いものよのう」と。
御簾を上げて見ているような気持ちになった次第。
以上
歌怪獣がソウルの女王をリスペクト。
何歌わせてもうまい島津亜矢さんがアレサ・フランクリンのカバーアルバムを出したそう。
50歳過ぎても新しい挑戦。すごいなあ。しかも涼しい顔で。驚愕です。