さてとまる

日々を綴る

ひとりでしにたい

毎週土曜日夜10時からNHKでやっている「ひとりでしにたい」を楽しく見ている。

どのようなお話かというと、バリキャリで素敵だった伯母さんが年老いて変死したことから、自分はどのように人生を終えたいのか考えるアラフォーの女性のお話である。

綾瀬はるかさんが頑張っている。いるいる!こういう、アラフォーのアイドルオタクさん。熱狂にあんまり年齢って関係ない。ひょっとして世間も関係ないかな。自分の好きなことをして生きているんだが、まあ、ある年齢になるといろいろなことがある。結婚や出産はしなくても、親の介護とか。現在、そのような女性のバミューダトライアングルの只中にいるものとしては、真に身につまされる。出産子育てには終わりがあるが、親の介護はいつ終わるか分かりません。それが辛いんだよなー。

だがしかし、あくまでドラマであるからして、そこに一服の清涼感が。公務員で老人問題に強い関心を持つ若者が····綾瀬はるかだから許される、とか言ってくれるな。でも現実にはないよね。20代の若者に。あ、でも、それも含めて老人問題に関心があるのか?だから年上の女性が好きとかなのかな。まあ、好みの問題と言えばそれまでだけど、その設定にワクドキするには、私はいささか年を取りすぎている。キャスティングに凝るさすがNHK。アイドルグループ「M!LK」の佐野勇斗くんが若者を演っています。

このドラマとシンクロするように、最近、自分の終わり方というのをちょっと考えたりしていて、家族には尽くしているけど、きっとおいしいものを食べさせてくれて、いろんなところに連れて行ってくれて楽しかったなーくらいのことしか奴らは考えまい、と思ったり。なので家族には頼れないわーと思ったり。でも一貫して言えるのは、親と一緒のお墓にはあまり入りたくない。死後の世界でもお説教とか。まじ辛いわ。成仏できません。何かいい考えってないかな。そう思って、同じ霊園にお墓が2個ってどうかな、って思ったり。

まあ、素敵なドラマを見て、アラカンが考えるのってそんなこと。

と、いうわけで土曜日が楽しみです。

以上。