今日は休暇を取ったので、ほんとに初めて「アンパン」をじっくり見た。
今田美桜さんのファンなので、ずっと見たいと思っていたのだが、今期は土曜日も忙しく、再放送も見られなかった。
さて。
このところは嵩さんの軍隊時代の上官である八木さんが重要な役割を担っているらしいのだが、そして、この役を妻夫木聡さんに振ったNHKさんもさすがなのだが、今田さんと一緒に出演されているのでどうも「宝くじ」を思い浮かべてしまう(あのCMはCMで、ホント面白いお兄ちゃんに笑かしてもらっているんだけどね)。
まあ、それはさておき。
今日、孤児の支援をしている八木さんが、子供たちにプレゼントを贈るとき、きちんとハグをしてあげる、という話が出たとき、この八木さんて「いちごの王さま」だよなあ、と思い当たった。
子供の頃、もう作中の会社のモデルになっているサンリオがとてもブームになっていて、よくデパートの中に入っているサンリオショップに買い物に行った。かわいいキャラデザインの雑貨がいっぱいあって、お店の作りもすてきで、ほんとに夢の国のようだった。
そのサンリオショップで今でも多分売っていると思うけど、「いちご新聞」と言うタブレット紙があって、いつも必ず巻頭に「いちごの王さまからのメッセージ」が載っていた。そこで王さまは私たち子供にもわかりやすく、いろいろなことを話してくれていた。もちろん「いちご新聞」には他にもキャラクターのニュースとか(子供的にはそっちがメインだったわけだが)、ギリシャ神話とかきっと「いちごの王さま」が子供たちに見てほしい、知ってほしいと思ったのであろう記事がたくさんあったのだが。
私はきっかけは歌謡曲であったものの、詩も好きだったので、読んでましたよ、詩誌「詩とメルヘン」。公募があって、送ったりもしていたな。いつも落選していたけど。やなせたかしさんの名前はここで知ったので、のちに子供の大好きなアンパンマンの作者がやなせさんと知って、ちょっと意外だった。
今に至るまで子供の大切な友だちになってくれて、勇気が大切なんだと親に代わって教えてくれて、キティちゃんがかわいいと親子で話すことができて、そんな幸せの後ろには、八木さんや嵩さんの辛い経験があったのか、と思うと頭が下がる。
以上です。
(ちょっと泣く)