さてとまる

日々を綴る

ある投稿に関し

今日ネットでニュースを読んでいたら、旦那さんの元カノが不治の病となり、旦那さんに助けを求めてきた、複雑な気持ち、という投稿が評判を呼んでいる、という記事があった。投稿主は初老の女性で、その記事を読んでいて、年齢も近いため、自分ならどうするかなー、と考えた。ドラマみたいな話だ。

旦那さんは元カノについての話は、聞かないと教えてくれないらしい。そしてもう余命いくばくもないのだから、彼女に人の家庭を壊すつもりはない、と言う。

男の人ってやさしいから、かつての恋人が余命いくばくもない必死の形相で頼ってきたら、多分、嫌とは言えない。
心は奥さんや家庭にあっても、かつての恋人がひとりぼっちで瀕死の様相なら、看取ってあげなければと思うのではないかな。
女の人って心が一つだから許せないと思うかも知れないけど、愛とか恋とかの他に、男の人の心の中には「社会」って部屋があると思う。結婚して家族を養うのも、病気で死に行く恋人を見守るのも、それはしなければならないことだと思っているから。使命ってもので生きてる人たちだよなー、としばしば思う。

だからまあ、

「したいようにすればいいよ、多分見送ったあとは当分使い物にはならないと思うけど」

と思い、立ち直れなかったら助けてやるかぐらいの感じで見守ってみたらどうか。

毎日一緒に暮らして、おんなじご飯を食べて、寝起きして、って思う以上に大切なことのような気がする。優しくていい旦那さんじゃないですか。

などと思った次第。
以上。