さてとまる

日々を綴る

通勤中。
電車の中で子供(赤ちゃん)が泣いている。
自分が子供を持つまでは、ただの迷惑にしか思えなかったけど、今は、お母さんも赤ちゃんも大変だなあ、と思える。
だってですよ、いきなり家とは違う空気の匂いのところに連れて来られ、辺りを見ると見たこともない大きい人がたくさんいて、窓を見ると景色が流れていて、赤ちゃんにしてみればアウェー感が半端ない。入ってくる情報が多すぎて、まー、そりゃーアタマがオーバーフローするわね。ワケわかんなくて不安で泣くのは仕方ない。お母さんがスマホの画面を見せたら泣き止んでいた。いつも見ているものだからかな。
お母さんも所在なくて大変だ。
だが、ほっぺなんかモチモチで片腕にのるサイズで、パパとママが自分の世界の全て、みたいな時期はほんの少し(その分密度は高いですけど、いろいろ)。大きくなっていくのが私は悲しかったな。あんた、馬鹿じゃないの、と母には言われたけど。
まあしかしながら、子供の成長の過程では、段階的に見ていて面白い局面がいろいろある。特に言葉の覚えはじめとか、字の覚えはじめとか、「初めて物語」に腹を抱えて笑えるエピソードが多い。主に本人の勘違い系で。その勘違いがね。スーパー面白いんですよ。歴史に残る面白さ。
乗り換え駅がきて、降りて行きました。どこに行くのかな。
まあちょっと思い出話ですみません。
久々に赤ちゃんの泣き声を聞いて思い出してしまった。
以上、朝のちょっとした出来事でした。