さてとまる

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ニュースで

今週のお題「盛り」

株式市場が絶好調だ、という。

オマハの賢人」こと、アメリカの投資家ウォーレン・バフェットさんが日本の商社株を自らのファンドで買い増す、と言って(まあ、それはひょっとしたら商社以外に買い物がない、ということかもしれないが)、それが日本株浮上のチャンス?と取り上げるニュースをいくつか見た。

今、市場の外国人投資家の割合って、どれくらいなんだろう。ヨーロッパはやや持ち直しているものの、アメリカはちょっと弱っているように思える(でもいつまでも弱っていないところが、アメリカのすごいところなんだが。多国籍企業の本丸も多いし、リスク管理が先進的)。素人目から見たら、たまたま平和で、借金が少なく、お金だしたらいい働きしそうな会社があるので、とりあえず、日本に投資してみるか、ぐらいの感じではないのだろうか。

なのでアメリカ、ヨーロッパ、中国が本格的に持ち直してきたら、資金はどっとそっちに戻る可能性があるのでは?そうなるとまた失われた○○年のようになるのかしら?

いずれにしても短期的ないい時期に過ぎない気がする。

なので、この機に日本の会社には頑張ってほしいと思っている。

スーパーの棚を奪い合う小さな商いではなく、世界のマスを奪い合うような大きな会社がいくつもでると、アメリカみたいな成長が期待できるのでは。バフェットさんが商社に目をつけているのは、大きく海外展開していて、人材も豊富だからでしょう?そういう会社にしか投資はしないのではないだろうか。

また、いま、日本の優良企業と言われた会社が左前になり、海外の企業やファンドに買われたりしているが、中の人にお話を伺いたいと思う。うまく行っているのか、どんな形で建て直していっているのか。と、いうのは、例えば海外のファンドに買われるということは、そこで一気に世界標準になるということではないかと思うので。残酷物語だけでないなら、買い手を選べるし。

絶好調、という盛りではなく、そういう情報をニュースで読みたいと思います。よろしくお願いします。