さてとまる

日々を綴る

フュージョン

吉田美奈子さんのなんちゃって追っかけである私は、先日、上野の文化会館で行われた渡辺香津美さんとのジョイントコンサートに行ってきた。

渡辺さんが席主で、吉田さんがゲストという感じであったが、客席はやはり私と同じくらいから少し上くらいの年齢層と見た。落ち着いた感じではあったが、やはり乗ってくると口笛を吹いたり、体を控えめに動かしたり、コンサートを楽しむ姿勢は若い頃とあまり変わらないのかな、と思う。

 

渡辺さんはご自慢のギターをいくつかお持ちになっており、それを嬉しそうに弾かれる様子は、往年のギター小僧を彷彿とさせるものだった。吉田さんの、ここではないどこかから聞こえて来るような声の歌も、相変わらす素晴らしく、なんというのか、音楽って本当にいいよなあ、と実感したのだった。

 

最近、アニメの「ぼっち・ざ・ろっく!」の影響で、ギターを始める若い人が増えている、とニュースでやっていた。入口はどこからでもいい。そして予想外に深い世界に引き込まれてしまう選ばれし者たちも増えていくのだろうな。ギターっていいよね。特にエレキギター。裾野が広がっていいギタリストがたくさん出て来てくれるといいですね。

と、いうわけで、渡辺さん、吉田さんのコンサートのお土産に買いました「KYLYN」のCD。パソコン教室に行くのに、今日も車の中でかけていたのだが、平凡な農道みたいなとこがとたんにお洒落に見えてくるから不思議だ。

夏のドライブにフュージョンはいかがでしょう。浮世を忘れるのにいいですよ。

 

以上です。