さてとまる

日々を綴る

教養は必要

このところ、「中庸」ということを考えていて、とりあえず辞書で引いて見た。

① (形動) どちらにも片寄らないで常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること。また、そのさま。中正。中道

 

常に気持ち的には落ち着いて真ん中にいて、周囲を見渡す余裕がある。

生き方のポジショニングとしては、気持ちは常に真ん中にいるので、逆に見せ方としてはどこへでもどんな風にでもできる。

常日頃から「こうでなくては」という気持ちを持つのが嫌いで、それは方法を狭めてしまうからなのだが、気持ち的にはまー、とりあえずなんでもあり。広く見渡して、取れるものを取ればいいと思っている。にっちもさっちもいかない野戦において、突破口を開くのは、さて、どうしたものか、という迷いしかないと思っている。

そういうときに意外とどうでもいいと思っていたことが役に立ったりするので、ビジネスに教養は必要なのだ。すごい戦いで疲弊しているときに限って、そういやあのときのあれはすごく面白かったり美しかったりしたなとか思い出す。ちょっと笑えたらなおいい。

というわけで、メキシコ展。マヤとかアステカとかテオティワカンとか。

上手く撮れなかったんだが、これってジャミロクワイに似てませんか?

メキシコのハンサムな王様

 

お猿さんの神様。カカオの装飾がかわいい。

これらは紀元前から奈良時代にかけてくらいのものだが、写実的で、しかも(会場のあちらこちらでこえがあがっていたのだが)カワイイ!

また日本人はなんでもカワイイでごまかすー、と言われてしまうかもしれないが、でも、ほんとにかわいい。こういうものを見ると、ひょっとしたらメキシコの人は、古代からかわいらしいお人柄であったのかもなー。とか言う想像がたのしい。

かつて作家で、劇作家でもあった寺山修司さんが「書を捨てよ、町に出よう」という言葉を残されているが、どんなかたちでもいろいろなものと出会い、いろいろと自分なりに考えることは楽しい。

メキシコ展は9月3日まで東京の国立博物館、以降九州、大阪と巡回。チチカカの雑貨、ガチャいろいろ、人気アニメとのコラボ雑貨などお土産も充実しています。

以上。

リンクはこちら。

https://mexico2023.exhibit.jp/