さてとまる

日々を綴る

いい気

昨日、お弁当屋さんに暴漢が入ったビデオをみた。なんでもコロナの影響で、お店のレンジが使用できず、ふざけんな、弁当屋、と言うことだったらしい。
それだけなら、まあありそうな話だが、その暴漢に対して、レジの女性が徹頭徹尾、冷静な対応をしており、これはすごいとニュースで話題になっていた。
暴漢の男性たちは、暴言をはいたり、お金を投げて、払ったんだから言うこと聞け、みたいなことを言っていたが、私はひょっとしたら、この暴漢の男性が放った
「こっちは億単位の金稼いでんだ」
の一言が、女性を怒髪天に至らせたのでは、と推測する。
弁当屋さんは、薄利多売でしかも日銭の商売だ。
その女性はアルバイトさんだったかもな。
お店を守らないと首になるかも。
それなのに、億単位稼ぐ人たちがこの体たらくはなんだ。あなたたちはそれほど稼いでいながら、この私の生きる糧を奪おうと言うのか。
怒って、冷静になって当然だ。

最近、なんでも持ってる人ほど文句が多いなあ、と感じる。明日生きるか死ぬかだったら、文句なんて言えないと思う。だから窮地に陥ったら、自分てなんとかするしかない。かわいげがないと言われても、誰も助けてくれないもん。

と言うわけで、「勇気がある」の称賛の後ろで、そんなことを考えた次第です。
以上