本を読むって習慣がなかったら、多分、今、生きていたかどうかも怪しい。
毎日毎日、たくさん出版される本の中で、自分が見つける自分だけの一冊。当たりも外れもあるけど、「はずれだなあ」と思ってもあきらめない。
大学に行って良かったことが一つある。
卒業するとき、学部長の先生からもらった言葉。
「これから世の中に出て行って、時間はなくなるかも知れないけれど、たくさん本を読んでください。そのとき難しいと思っても、本はあなたたちを待っていてくれる」
本は待っていてくれる。
そう思うと、あきらめないで、また自分のために本を探し、本を読もうと思う。
そうすると、なかなか捨てられなくて困っちゃうこともあるんだけど。